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アユサワ時計店
なぜか人を安心させる人
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ふと見上げた図書館の書棚に
「なぜか人を安心させる人」の共通点との題名に、
おもわず場違いな手前としては、ひきつけられたが如く、
その場でページを繰ってみた。
すると、「坐り心地のいい椅子のような人」
「次が楽しみな人」「ここだけの話を守れる人」
「気持ちを汲んでくれる人」「負けることもできる人」
「謙虚を楽しめる人」「節度のある人」「ひとこと謝れる人」
「笑顔で魅せる人」と小見出しがつけられ、また、
それぞれが細かな章に分けられている。
そのどれもが当方とは無縁な話ばかりで、
なるほどご無理ごもっともと頭を垂れる術しかない。
そのなかで、「立派な人より、売りのある人に
なってみないか」に心が動いた。

【お寿司屋のカウンターに坐ると、
目の前には、おいしそうなネタが並んでいる。
ビール一本頼んで、さて、と。
その人は、寿司屋の大将に聞いた。
「何がおいしいの?お勧めは、何?」すると、
威勢のいい角刈りに、血色のいい顔をした大将は
眉をしかめて「うちは何でも、うまいんだよ」と怒ったような声で答えたという。

 確かに大将のいうとおりで、握ってもらった寿司は上々である。
しかし、その人は、満足感を得られなかったという。
「うちは何でもうまい、か・・・・・もちろん、
それに越した事はないけれど、私はむしろ、たとえ、
ありきたりの寿司屋であっても、うちはマグロなら、
よその店にはまけません、
うちの鯛は絶品なんですよっていうような、
いわば“売り”のある寿司屋のほうが好きなんですよ。
そうは思いませんか?」

 おもしろい話だと思った。
そして、ふと、人間のことを思った。
いい学校を卒業して、いい会社に就職して、
いわば非の打ち所のないような人というのは、
それは確かに立派な人なのだろうが、
どことなく近寄りがたい感じがしないでもない。
何とか協力してやろうという気持ちには、なかなかなれないものだ。
立派な人なのだから、自分ですべてをやるだろうし、
おそらく、「お呼びじゃないだろうな」と思って遠慮しがちだ。
そういうことならば、「立派ではない人」というのは。どうか。
周囲の人たちから、ひんしゅくを買っているような
欠点だらけの人ではあっても、
もし、キラリと光るような「売り」があれば、
味方になってくれる人もいるだろうし、
何かと親切に協力してくれる人も現われるのではないだろうか。

 自分の性格的な欠点を何だかんだと悩む人も多いが、
自分の欠点を改善しようと焦るよりも、
自分のなかに「売り」を探す努力をするほうが
賢明な生き方なのかもしれない。
この寿司屋の話は、そういうことを示唆して
くれているように思えるのだ。
人は必ず、これは人には負けない、これは人に誇れる、
というものを一つは持っていると信じよう。
いや、実際、そういうものだ。】
(「なぜか人を安心させる人」の共通点・鴨下一郎著・新講社)

人に負けない、人に誇れるとありますか。
さてさて、いくら頭をめぐらしてもソレらしきものの片鱗さえ
浮かんでこず、こりゃ弱ったな~と頭を抱えるのだが。
はて、今からでも何か「売り」を創り上げませんと!と
自戒をいたすのみであるぞなもし。


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★アユサワ時計店
★東京・板橋区蓮沼町71-2
★℡ 03-3966-1715

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