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アユサワ時計店
切り捨て御免の老朽化に異議を
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神奈川県民ならずとも近隣の美術愛好家に親しまれてきた
神奈川県立美術館が老朽化のため閉館することになり、
いよいよ幕引きの足音が近づいてきた。
昭和26年の開館というのだから半世紀以上もシンプルで
ありながらモダンな景観はロケーシヨンが鎌倉八幡宮の中に
あることもあって長い事、楽しませてもらっていた。
伝統ある建物は補修して保存の方向ではあるが、
美術館としての機能は終わりを告げる。

私は、特に美術愛好家でもないのだが、
なんたびか足を運んだこともある。
今でも、おりありと思い出すのは「パウル・クレー展」のそれである。
建物が、かろうじて取り壊されるのが免れたとはいえ、
些か寂しい思いもなくはない。

その寂しさは「老朽化」という三文字である。
老朽化のため取り壊す。
まだまだ現役として使えるものを錦の御旗、水戸黄門の
印籠のように、かざされると色を失う。

今さらと言う気はするが解体された国立競技場は
使用に耐えられず、本当に危険なものであったのか?
「老朽化」と言う代物を大規模な補修ではなく
時の重みを計りながら使う術はないのだろうか?

たとえ、それが物であっても、「直して使う」のではなくして、
すぐさま壊して新しいのに作り変えるとなると、そもそもが老朽化
の波をどっぷり被っている当方としても、ただならぬ痛覚を伴う。
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